相続対策を何もしていないと、残された家族が相続税をたくさん払うことになります。 3年以内の贈与は相続財産にプラスされるので、早く始めるのが有効といえます。
まずは相続税がかかるかどうか計算してみましょう。相続税は、相続財産の総額が、基礎控除(法定相続人の数などで計算)より多い場合にかかります。相続財産総額と法定相続人の数がわかればおおよその計算はできます。財産が預貯金だけでなく不動産や株や債権などがある場合、評価は複雑です。
平成27年1月1日から、相続税が大幅に改正されました。
相続税の基礎控除が、改正前と比較して6割に縮小されました。その結果、相続税の納税対象になる人の割合が増加する事が予想されます。改正前は、相続税の申告割合は4%程度でしたが、この改正により8%程度に上昇すると言われています。