まずは相続税がかかるかどうか計算してみましょう。相続税は、相続財産の総額が、基礎控除(法定相続人の数などで計算)より多い場合にかかります。相続財産総額と法定相続人の数がわかればおおよその計算はできます。財産が預貯金だけでなく不動産や株や債権などがある場合、評価は複雑です。
2015年より相続税・贈与税の税法が改正され、その中でも大きな改正が相続税の基礎控除の引き下げでした。平成27年以降、基礎控除額は下記の計算方法で算出されます。
相続税のかかる人の数は、平成26年以前の旧法の下では100人中4~5人でした。平成27年以降で、100人中10人程になると予想されます。